ただのアニメ感想ブログ

主にアニメの感想を書いていきます。

vSphere Web Clientにログインできなくなったときの対処法について

VMwareを使っていてvSphereで管理をしているような環境で、vSphere Web Clientにログインできなくなったときのメモ。
あるときログイン画面でユーザ・パスワードを入力してログインをしようとした際に、以下の様なメッセージが表示されてログインができなくなってしまった。

 

> No error message is available :-(
> Check the vSphere Web Client server logs for details

 

メーカーのページを見たり有識者に問合せをしたりして解決できたが、Web上にはあまり情報が無かったようなので、備忘も兼ねてここに書いておく。

 

・原因について
どうやらvCenter用のストレージの容量がフルになってログがこれ以上書き出せなくなり、プロセスが正常に動作しなくなっていた模様。
Teratermなどでログインしてdf -hを打つと/storage/log配下の使用率が100%になっていることを確認。

 

・対処法について
端的に言うとストレージの容量を空けてサービスを再起動すれば良い。
念のため、/storage/log配下をローカルに退避してから不要なものを削除。
末尾が番号のものはログローテーションをしているっぽいのでそこは触らないようにする。
見てみると調査用に生成されたステータスログが幾つかあったので今回はそれを削除。gzipファイルで1ファイル1GB以上ありました。

 

容量が空いたところで以下のコマンドを打ってサービスを再起動。
vCenterの再起動であり、環境上で動いているVMには影響が無いとのことだったので、安心して再起動。

 

# service-control --stop vsphere-client
# service-control --start vsphere-client
# service-control --stop vmware-cm
# service-control --start vmware-cm

 

これで少し待ってみて、vSphere Web ClientにログインできるようになったらOK。
(プロセスが立ち上がってからログインできるようになるまでに数分のタイムラグがある模様・・・)

 

・事前予防策
いざvSphere Web Clientを使おうとした時に使えないと非常に困る(大抵、そう言う時はVMで問題が起こっているなど緊急を要する時なので)。
なので事前予防策として何かできないかを考えています。
/storage/logのディスク使用率を監視するのが一番手っ取り早い気はするけど、vCenterサーバでそんな器用なことができるのかは不明・・・。誰か知っている人がいたら是非教えてほしい。

 

 

そんなわけで、今日はこれまで。
それでは、ごきげんよう